来週は投資信託をすべて国債に切り替えようと決めたわけですが、売買をするときにベンチマークは参考にならないのかと思いました。
ベンチマークと連動することを目指しているインデックスファンドであれば、短期的にもベンチマークの上昇に沿う確率は大きいのではないでしょうか。
特に海外株式は約定日が翌日になるため、基準価額が決まるまでに上昇するか下落するかは非常に重要になります。
ベンチマークの前日比を見ることで今後の見通しの参考になるのではないでしょうか。
1年間の価格変動の比較

今回の比較は所有配分の多い外国株式eMAXIS Slim 先進国株式インデックス とそのベンチマークであるMSCI指数を比較しました。

ちょっと長くて見づらいでしょうか…。赤がMSCIの前日比、青がeMAXISslimの前日比となっております。期間は昨年の11月2日から今年の11月1日までです。
グラフを見てみると、MSCIが上昇した日もしくは翌日にはeMAXISslimも上昇している傾向にあります。
それでは11月1日の前日比はどうでしょう。
- eMAXISslim -1.13%
- MSCI +4.84%

え?ここまで変わるものなの…。
と思ったら、MSCIの+4.84%というのはこの1年間で最高の上昇率でした。
ちょっと特殊すぎて参考にできないかも…。
過去1年間の実績では前日比が+4%を超えたのは6回、前日比が+3%~4%だったのが4回でしたからかなり大きな上昇だったことが分かります。
11月1日の相場と似ている日
過去1年のデータの中で今回の状況と似ている日がありました。
それは2019年1月4日です。
MSCIが前日比+3.72%だったのに対してeMAXISslimが-3.76%でした。2019年1月4日は金曜日だったので曜日も同じです。

もし今回も同じ相場でいけば来週は上昇がみこめますので、水曜日約定日になればOKといったところでしょうか。月曜日にMSCIがプラスであれば期待大ですね。
曜日は違いますが、↓はMSCIが上昇して、eMAXISslimが下降した&翌日にMSCIの相場が下がった場合です。

この相場で今回のパターンに当てはめると9/19に売り注文ができて約定日は20日ということになるので17日のマイナスは取り戻せず売却することになります。とはいえ上記相場の平均くらいでは売れているので問題ない範囲です。
もっと過去のデータを調べれば良いのかもしれませんが、今回同じ傾向になるとは限りませんし、気休め程度だと思うので、過去との比較はこれくらいにいます。
まとめ
なんとなく言えるのは、月曜日のMSCIの前日比が-2%程度であれば安心して売り注文できるということでしょうか。もし月曜日のMSCIの前日比がプラスであれば強い売りとみて良いかもしれません。
よほど下落しないかぎりは国債に変えようと思います。
ではまた!

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